息子LOVE日記

発達凸凹な息子のことなど。

見ると聞く

いくつか本を買ったことは先日のブログにて書いたのですが、その中で、私が今息子と一緒に行っているのは、この本のトレーニングです。

 

教室でできる特別支援教育 1分間集中トレーニング -
教室でできる特別支援教育 1分間集中トレーニング -

 

筆者はソーシャルスキルではなく、見る・聞くの力を伸ばす指導に重点を置いています。その力は、子供の行動や学習の問題を変え、社会性を変えていくのだとか。

 

 

いくつかの児童例を載せていて、息子に似たタイプだなという子もいました。その子が改善していく様を読んだうえでの、トレーニング開始です。

 

似たようなタイプの子が、このトレーニングをして改善したというのを読むと俄然やる気がでます。確かに私も、左目がお薬の影響か、車のドアをこめかみに思いっきりぶつけたあたりから、とても目が悪くなりました。視力は確かにコンタクトなどの矯正で出るのですが、以前のようにくっきりはっきり、物が立体的に見えなくなりました。

 

そして右耳は、5年ぐらい前から急にいつも耳鳴りがして人の声が聞き取りづらくなり、雑音がたくさん入るような場所では、ある特定の人がしゃべっていてもいまいちわからなかったりします。右耳だけ聴覚が過敏で、音もとても大きく、うるさく聞こえてしまいます。実際に右耳の聴力は、悪く、左と比べると差があります。

 

そんな自分になってはじめて、見る・聞くがこんなに大事なものとは思わなかったというのは実感してます。両耳・両目のバランスが失われることによって、頭がいつもぼーっとしたような感じになるのです。そして、いつも見えなければ・聞かなければと頭を使っているので疲れてしまう自分がいます。

 

この発達障害を持った子供たちが、生まれつきそのような能力に欠陥があったとしたら、確かに自分では見ようとしている・聞こうとしているけれど、それが普通だと思っているので、他者からしたら、なぜ聞かないのだろう、見ないのだろう、落ち着きがない、集中力がないとみなされるかもしれません。

 

私は幸いにも途中からこのような自分になったので、自分でそれが辛い状態だとわかりますが、最初からそのような状態でいる子たちには、それがどうなのかわからないに違いありません。

 

このトレーニングでは、その状態を本人に気づかせた上で、問題を解決していこうという本でした。まだ届いて日が浅いのでトレーニングの最初の部分ですが、今は姿勢のためのトレーニングを行ってます。

 

うちの息子、以前はそうでもなかったですが、ゲームをしてからというもの、首が曲がってしまい、背中も曲がって、自分の体勢を保つことが難しくなってしまいました。息子自身もそう言ってます。

 

 

まずは姿勢。リラックスした姿勢から学習可能な着席姿勢を取ることによって、座ることを妨害する問題について本人に自覚させることが目的のトレーニングです。

 

息子をまず寝かせました。20秒ほどじっと目をつぶったまま、余計な力を入れずただ寝るだけなのですが、もうここで問題が・・・。

 

目に力を入れている。力が入ってるよーというと、首筋・口元に力が入る。

 

 

あぁ、すでに寝る姿勢からリラックスできてないんだなってかわいそうになりました。

 

 

しかし3日目ともなると、これがうまくなり、徐々に慣れてきました。この次は着席に入りますが、ここで1分目をつぶらせてまたせると、もうこれがきついみたい。

 

「○○君、この体勢がきついんだ。」

 

そうです。本人がこれが分かれば、しめたもの。学習には、リラックスした姿勢から緊張した姿勢へと変わる姿勢があるということに本人に気付かせるのがねらいでした。

 

毎日これはしたほうがいいみたいなので、いまトレーニングにはげんでいます。

 

問題のある子供にとって、の本当の問題解決はなにか!という切り口に筆者は、学習には、人間を立ち上がらせる力がある。「学習を受け入れること」ができるかどうかが、ポイントになるといっています。

 

少年鑑別所の先生の話を聞いた筆者が、さんざん社会に迷惑をかけた少年たちの更生には、作業療法でも、音楽療法でもなく、小学校からの国語と算数の学習だったという話に、筆者は、自分の問題解決への切り口は正しいのだと確信したとのことですが、

 

ここが一番読んでいて、なるほどなと思ったのです。子供は本来学習好きという筆者に賛同して、このトレーニング、続けていこうと思いました。